よくヘビィボウガンの動画や装備を見ていると元々装填数が多いヘビィには弾丸節約や装填拡張を付けていないパターンをよく見かけるように感じました。
装填拡張は元々の装填数が多い場合効果が薄くなるので付けないケースがあっても弾丸節約は全てのヘビィに有効なのではないか?と思っていました。
ただ僕は古臭い思考のガンナーなので装填数絶対主義な考えがあり、ふと本当に今作でも装填数絶対主義が正しいのか?と思いはじめました。
なので装填数が元々多めのヘビィボウガンに弾丸節約および装填拡張は必須なのか検証してみました。
追記:コメントで弾丸節約の期待値の考え方を教えていただきました。本当にありがとうございます。それに伴い一部数値が間違っている箇所がありましたので修正しました。
追記の追記:色々協力してもらって検証した結果、弾丸節約の発動率が25%である可能性が高いとの事で前提条件を変えて記事の内容を更新しました。
検証方法
それぞれ弾丸節約3を付けた場合と攻撃4を付けた場合でdpsを検証する事にしました。
なぜ弾丸節約3と攻撃4を比べるのかと言うと
弾丸節約3を付けないという事は別のスキルを付けられるということになります。
弾丸節約3はLv2スロット3つ分なので同じLv2スロットの攻撃スキルを代わりに付けられることになります。
そのままだと攻撃3相当ですが、攻撃スキルは防具にスキル値が付いているものが多く簡単に付けられるので大体
弾丸節約3≒攻撃4
で同じぐらいの付けやすさになると思います。
実際シミュってみると
弾強化/痛撃/超会心/見切りを付けた後、弾丸節約3を外すと攻撃4を代わりに付けられる
といったケースが結構あったので大体同じぐらいの付けやすさだと思う事から弾丸節約3と攻撃4で比較します。
なお装填拡張は珠がLv3装飾品だったり撃つ弾によって必要レベルが違ったりで単純に比較しづらいのですが一応載せています。
結果
装填数3以上では攻撃4が一番dpsが出る。
という結果になりました。
僕は下手に攻撃スキルを積むより装填数を上げた方がdpsが出るという考えで凝り固まっていたのでかなり目からウロコでした。
何故今作では攻撃スキルの方が良い結果になったかと言うと
- 反動・リロードにかかる時間が歴代最高峰に短い。
- デフォルトで装填数が多いヘビィが豊富。
- 装填拡張がMHW時代と効果が変わってLv3弾の場合元々の装填数が5以上でも1発しか増えない。
- 攻撃スキルが過去作のように加算でなくスキルレベル4から乗算+加算になり効果が良くなった。
といった事があり単純に火力スキルを積んだほうがDPSが出る結果になったのだと思われます。
以下に詳細なデータを載せておきます。
dps比較
裸・爪護符・絶香の花結でパワーバレルカーマエレオーンⅠを持った状態(ステータス画面の攻撃力266)で修練場カカシの頭に通常3を撃った時のダメージ(90ダメージ)と
同条件で攻撃4を付けた時(ステータス画面の攻撃力284)のダメージ(97ダメージ)で数値を出しています。
反動・リロードはそれぞれ小・最速です。
装填数が3の時に装填拡張と弾丸節約が同じになりますね。
それ以降は攻撃4と弾丸節約3が僅差ですが、装填数が多くなればなるほど攻撃4が差をつけるようになります。
元々の装填数が多くなればなるほど、装填数を増やす系の効果は薄くなるというのはこういう事なんですよね。
じゃあ弾丸節約は要らないスキルなのか?
弾丸節約が一番dps出るケース無いなら弾丸節約自体いる?
と思いますが要ります。
dpsはあくまでdpsで一つの指標であり実際にモンスターと対峙した時はまた違ったケースが出てくると思います。
結果その後弾丸節約側もいつかリロードする場面が来るので長期的に見ればdps表に近づくと思いますが、展開やシーンによって優劣が変わるようにチャンスタイム時だけ切り取れば弾丸節約に分があるケースもあり得ます。
ただこの辺は実戦で様々なケースがある中での事なので単純に数値で比較しづらく一概にどちらが優れているとは言いにくいのも確かです。
なので一つの基準としてdpsを使って比較しました。
dpsはあくまで理論上の数値なので実際にモンスターを狩っている時に同じ数値が出る訳では無いですが、戦闘中の行動の単純な比較ができない以上理論上の数値を知っておくことは重要な事だと思います。
また、弾丸節約はdpsの上昇以外にも弾の総持ち込み数を水増しできるという効果があり、徹甲榴弾・斬裂弾・拡散弾・属性弾などの装填数も持ち込み数も少ない弾は弾丸節約を優先した方が良いと思います。
特にそれらの弾は弾強化スキルが要らないのでスキルに割と余裕があり火力を盛ったうえで弾丸節約が無理なく積めます。
更にそれらの弾は装填数も少なめに設定されているので装填拡張も効果が大きくなります。
なので徹甲榴弾・斬裂弾・拡散弾・属性弾には装填拡張と弾丸節約を両方積むことを意識した方が良いかもしれません。
といった事もあり弾丸節約自体は優秀なスキルである事は間違いありません。
個人的な結論
今回検証して思ったのは
通常・貫通・散弾・放散弾は装填数が多い銃を選べるので弾丸節約より火力スキルを優先
徹甲榴弾・斬裂弾・拡散弾・属性弾は比較的装填数が少ないので弾丸節約と装填拡張を優先
というイメージで決着しました。
ほどんど脳死で弾丸節約付けてたのでちょっと装備を見直したいと思います。
ただ装備組もうにも護石ありきなのでまず錬金周回します。
まとめ
- 装填数が多い銃は弾丸節約・装填拡張より火力スキルの方がdpsが出る。
- 装填数が少ない銃は弾丸節約・装填拡張を優先した方がdpsも出るし利便性も良い。
- 実際にモンスターと戦っている時は前提条件とかシーン次第で優劣が変わるので単純な比較がし辛い。
- なのでdpsはあくまで理論上の数値だが理論上の数値を知っておく事は大事。
令和のヘビィボウガンの新常識は老害ガンナーには結構ショッキングでした。おわり。
更新ありがとうございます!
主さまのグラフ拝見しました!
弾丸節約の発動が25%を前提とした場合での、ゲーム全体の主用武器の1つとも言っていいジンオウガライトの斬裂弾運用についてなのですが、
装填拡張で装填数3にするのは確定だとしても、そこに火力の攻撃4をつけるか、運用時間を長くする弾丸節約をつけるかは好みの問題!というのが熟練者の間でも話されてるとは思います。
しかしグラフを見る限り、ジンオウガライトの斬裂弾運用に限定した話なら、実は火力面においても弾丸節約の方が攻撃4よりも優秀である!ということになるんですかね?もしそうならかなり革新的にも思えました。
コメントありがとうございます!
確かに僕のグラフで見た限りでは装填数3以下なら弾丸節約の方が優秀になるのでジンオウライトなら弾丸節約に分がありそうですね!
あとはライトの場合速射強化も選択肢に入ってくると思うのでその辺は持っている護石との兼ね合いもあるかもしれませんね🤔
発動確率の話とは別にもう1つ気になる所があります。
こちらに掲載されている表では、装填数5の時に
弾丸節約3=120.0=装填拡張=120.0
とdpsが同じになっておりますが、これは
弾丸節約3: 5発 ☓ 20% = 1発
装填拡張: +1発
こういった計算をされたのでしょうか?
もしそうならば、
「弾丸節約によって増えた弾丸でさらに弾丸節約が発動する可能性がある」
という事を計算できておらず、
弾丸節約を実際よりも低く評価してしまっているかもしれません。
は~~なるほど(目から鱗)
という事は僕の表は間違ってますね。
コメント頂いてから「弾丸節約 期待値」で調べてみたところ超納得しました。
仮にも情報を発信しているブログで間違った情報を自信満々に載せてお恥ずかしい限りです。
指摘して頂いて本気でありがとうございます。すごい感謝です。
返信ありがとうございます。
新しい検証記事楽しみに待ってます!
ゲーム内説明文にある
弾丸節約スキルLv3「発動率20%」
は間違っており実際は25%で発動している、
という検証結果が検索するといくつか出てきます。
こちらでは、
弾丸節約は何%で発動するものとして比較されていますか?
一応表記通りの20%として比較しています!
ただ確かに25%で発動している説も見かけますね。
ちょっと自分でも検証してみようと思います。